Dockerイメージ
何らかの修正があった場合,毎週土曜日の早朝に自動でタグを付けて,イメージを Docker Hubにアップロードするようになっています.
Docker Hubで配布しているmirakc/mirakcイメージには,mirakcとrecpt1
などの主要なツールがすでに含まれています.多くの場合,各自でツールをソースからビルドしたりインストールする必要はありません.
mirakc/docs/docker.mdに記載されているように,mirakc/mirakc
イメージには複数のタグがあり,この中から自分の目的に合ったタグを選択します.以下に代表的なタグを列挙します.
- latest
- debianのエイリアス
- debian
- 最新リリースのDebian/Busterベースのイメージ
- alpine
- 最新リリースのAlpine/3.13ベースのイメージ
- main
- main-debianのエイリアス
- main-debian
- GitHub mainブランチの最新コミットから作成したDebian/Busterベースのイメージ
- main-alpine
- GitHub mainブランチの最新コミットから作成したAlpine/3.13ベースのイメージ
0.17.0
以降のAlpineイメージは,32ビットCPUでは動作しない可能性があります.詳しいことを以下のペー ジを見てください.https://wiki.alpinelinux.org/wiki/Release_Notes_for_Alpine_3.13.0#musl_1.2
これらのイメージは全てマルチアーキイメージです.以下のプラットフォームをサポートしています.
- linux/386
- linux/amd64
- linux/arm/v6(Alpineイメージのみ)
- linux/arm/v7
- linux/arm64/v8
リンクエラーを回避するため,Alpineのlinux/386に含まれる
mirakc-arib
はSSPが無効化されています.
Raspberry PiなどのSBCで実行する場合は,先の例で使用したmirakc/mirakc:alpine
を選択することを推奨しています.詳しい理由についてはmirakc/docs/notes.mdを見てください.